減量が必要な時のドッグフード

人では肥満度を現す「BMI(ボディー・マス・インデックス)」という、体重と身長から肥満度を計算する体格指数があります。
犬や猫では「BCS(ボディー・コンディション・スコア)」といい、肋骨と腰を真上からと横から観察し5段階で現す肥満チェックの方法が使われます。
標準はBCS3で数字が大きいほど肥満度が高く、BCS4やBCS5の場合には減量を行う必要があります。
減量には食事内容、食事量、食事回数を見直す事が大切です。

1.食事内容

高カロリーのドッグフードを食べると肥満に繋がるのは知られていますが、低カロリーのフードでも穀物を主原料とするフードは太りやすくなります。
犬は穀類を分解する酵素が少なく、消化吸収に時間がかかり体内に長く留まる事になります。
また、穀物は体内でブドウ糖という糖類に変化し、脂肪分と結びつくと皮下脂肪や中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。
そのため低カロリーでも肥満に繋がる事になります。
減量には動物性タンパク質を主原料とするフードがオススメです。

2.食事量

こちらにも書いてあるように必要カロリー以上のフードを与えると脂肪を蓄え肥満に繋がります。
パッケージに記載されているフードの量を与えているという場合は、愛犬の必要カロリー計算を行いフード量の見直しをして下さい。
70×適正体重(kg)の0.75乗×係数で、必要カロリーを計算する事が出来ます。
係数はライフステージによって異なりますので、間違えないようにしましょう。
特に避妊や去勢を行うと係数は変わりますので、手術前と同じカロリーでは肥満になってしまいます。
また、フード以外に与えるおやつは必要カロリーの1割までに抑え、おやつ分のカロリーはフードから減らす必要があります。
沢山与えていたおやつを減らすのは可愛そうと思いますが、1つのおやつを限りなく細かくして回数を与えるなど対処してください。
ドッグフードのカロリーチェックについてはこちらにも書かれています。

3.食事回数

人もそうですが食べる回数を増やす事で肥満解消に繋がります。
空腹時に食事を取ると、体は食事から多くのカロリーを吸収して脂肪として蓄える性質があります。
回数を増やすことにより空腹時間をなくし、結果的に脂肪として蓄えられるのを防ぎます。
犬は量より回数で喜ぶため、食事の回数が増える事は喜ばしい事であまりストレスを感じません。
回数を増やす場合に1回の量が減ってしまうため物足りなく感じてしまう場合があります。
その場合にはかさまし用フードを活用してごまかしてあげるといいですよ。

また食べるという行為自体にもカロリーを消費しますので、回数を増やすことで消費カロリーが増加します。
こちらにも書いてあるように、愛犬の健康を考えたドッグフードの選び方や与え方をしっかり知っておくことが大切です。